本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
久しぶりに手作り市に出店します。
対面販売で失敗しやすいことは、過去の記事を見ていただくとして、今回は看板の話。
筆者はオンライン販売がメインですので、今まで看板を作らずに活動してきました
しかし出店となると、看板が必要です。
だってほら、ファンの方が生作家を見に来られるかもしれないじゃないですか?
そんな時ブースに店名が書いてなかったら、
「この人ほんとにエントリーナンバーさんなの?」と声をかけづらくなると思うんです。
自意識過剰は承知の上、ファンのためにも、看板を掲示をおすすめします!
看板を自作したい方!
失敗作も含め、完成品ができるまでの工程をご覧ください(ˊᵕˋ)
画像検索でハンドメイドなイベント看板を探す
木製スタンド看板が人気
まずは「看板 手作り」などのキーワードを使って画像検索します。
すると圧倒的多数で、このようなスタンド看板が登場します。
|
木のポケットに作品も飾れるところがいいですね。
価格は1万円前後。
アクセサリー作家さんなどは、商品の大きさに合わせた、卓上サイズの看板が良いと思います。
|
持ち運びが簡単なクロスプリントもおすすめ
スタンド看板のデメリットは重い・かさばる。
そのため、商品の下に敷く布、テントの背景に吊るす布に看板をプリントする方もおられます。
これだと持ち運びが楽です。
|
【プリントネット】
看板の文字を美しく書くには?
ベースが決まったら、看板の文字を埋めていくわけですが
飲食店が黒板にチョークで書く
【水曜限定! ムール貝ときくらげの休日カレー】
的な方向性でいいんでしょうか?
調べたところ、メニューはチョークで書いていいが、店名は消えない塗料を使うようです。
手書きではなく、ステンシルor文字パーツ貼りが主流でした。
ステンシルシート
|
こちらのステンシルシートを看板に当てて、上から塗料を塗りつぶす。シートをはがすと、きれいな文字のできあがり!
これがステンシルです。
この方法だと布にも看板文字が書けますね。
アルファベット文字を購入
店名がアルファベットで5文字程度でしたら、切り抜いた文字を購入するのが簡単。
|
木製なら1文字250円。
これを看板に貼り付けるだけ。
ちなみに筆者の屋号は20文字ですから
250×20=5,000円。
だから店名が長いほどお金がかかります。
筆者が試した看板作り
ガーデニング店で見つけた標識をベースに
ここからは、私の看板作りレポート。
数年前に園芸屋さんで購入した矢印型フレームを使うことにしました。
ルームシューズを3足並べたくらいのサイズ。
下の棒は土に埋めるのが本来の使い方ですが、手作り市で土に穴を空けるのは厳しいので、棒は外すかもしれません。
プリンターで印刷するとこうなる
主流を避けたがる筆者は、ステンシルシートも文字パーツ購入も選ばなかったため、その後苦戦します。
まずは紙に印刷したものを貼ろうとしました。
こんなの。
これをインクジェットプリンタで出力すると…
こうなりました。
なんと言うか、主催者が印刷した「あなたのブースはここですよ!」という出店者側への目印にしか見えない。
これが主催者の印刷物だとしたら「愛あるなー」と思うんですが、出店者のだとしたら「やっつけかい!」と突っ込みたくなる。
なので却下。
気に入ったフォントを印刷して切り抜く
次に、文字パーツを自作することに。
筆者はCanva でフォントを探し、それを紙に印刷して切り抜くことにしました。
「PopジョイB」というフォントを使用
リネン生地を切り抜いてみた
今度はリネン生地に重ねて、リネンをカット。
筆者はルームウェアの制作をしていますので、商品のリネン生地を看板に取り入れたかったのです。
切り抜いたリネン文字を、矢印形のリネンに重ねてミシンで縫うと…
こうなりました。
紙に印刷よりはいいけど、なんか納得がいきません。
考えられる理由は3つ。
- ミシンでステッチ入れてると、リネンがほつれてきて、ささくれ文字となった
- フェルトでお名前アップリケな1980年代の香りがして、古い感じがする
- 微妙に文字がずれているところが素人感増し
微妙な完成度の看板を掲げていては、作品の精度まで疑われそうなので、この看板も却下しました。
スウェード素材を切り抜いてみた
ほつれない、かつ商品に使われている素材を思い返したところ、スウェードを思いつきました。
(ルームシューズの足底に使用)
こちらを切り抜いて、ボンドで貼りつけます。
いいんじゃないでしょうか?
実店舗を構えるほどの高級感はないが、ボランティア活動ではないぞ!
という身の丈を演出
最後に、20年前、職場の同僚ゆみちゃんが作ってくれた似顔絵を貼り付けて完成!
矢印のフレームには飾りを増やしても良いと思います。
私は出店先での思い出の品を貼りつけたい。
スーツケースに、行った国のステッカー貼ってる人いるじゃないですか?
そんな感じで。
おわりに
作品を作りながらの看板作りは1ヶ月かかりましたが
- 商品の一部を看板の材料に使えた
- 20年前の似顔絵がまだ使えた(何歳になっても使える顔に描いてくれてた)
- ハンドメイドによる背伸びしすぎてない看板の完成度
に満足しています。
みなさまの看板作りの参考になれば幸いです。