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minneで作品を販売するようになって、もうすぐ2年。
仕事に関しては石橋を叩きまくる慎重派の私も、いくつか失敗をしています。オンラインでは試着ができないので、サイズの問題がメイン。
今日は私の体験を元に、オンライン販売における失敗のお話をしていきます。
オンラインならでは サイズが合わない問題
裸足or靴下でサイズ感は大きく変わる
対面販売であれば試着ができるので、サイズ感問題はその場で解決するのですが、試着ができないオンライン販売では、サイズ表記で失敗しちゃったことがあります。
5年ほど前、私は「冷えとり」にはまっていて、靴下を何枚か重ね履きをし、その上からルームシューズを履いていました。自分の周りにも靴下を重ね履きする人が多く、ルームシューズも分厚い靴下に対応できるよう、自然と幅広甲高なサイズ感で作るようになっていました。
ところが、オンラインでで販売を始めてしばらくしてから、新規のお客さんから「サイズが大きかった」という声がちらほら出ました。着画を送ってくれたお客さまの写真を見ると、裸足でルームシューズを履いている足元が写っていて、びっくり。えっ!冬は靴下を履くものではないのか?ええっ、冷えないのか?と(おば目線丸出しです)
昔は、同年代〜年上の人が購入してくれることが多かったのです。でも今は、自分より年下の人が購買層メイン。そう、私ったらいつまでも33歳ぐらいの気分でいたのですが、とっくに40を超えていました。
つまり、自分は年をとって冷えが進行し、家で靴下履くのが当たり前だと思っていても、minne上で作品を気に入ってくれる方は30代が中心。minneで販売するのなら、中心購買層である30代女性の目線で作品を作る必要がある、ということです。そういや私だって若い頃は裸足で家をうろうろしてました。
自分の生活習慣を基準にするのではなく、購買層の生活習慣を基準に作品を作る…当たり前のことを学びました。
足の甲もやせたり太ったりする
私の脚は筋肉が少なく、むくみやすいので、作品の着画撮影をする時に、自分の素足を見てぎょっとすることがあります。なんか分厚い…と。
むくみがひどい日は、撮影前に履いていた靴下のリブの跡がくっきり残っており、必死でオイルマッサージをして、足の縦線を薄めてから着画撮影に挑んでました。
ところが。ボランティアダイエットっていうんですかね、ボランティアの気苦労で、最近は5キロほど体重が落ちてます。するとびっくり!足の甲もやせてました。ひ、久しぶりに…骨が浮き出てる。足のサイズ23cm自体は変わらなくても、体調、むくみなどによって、足の甲幅サイズは変化する。これも当たり前ですが気づかされました。
オンライン販売サイズ問題の対応策
というわけで、現在は
①型紙の足幅をやや小さめに修正
②22.5cmの人は靴下履いてぴったり、23.0cmの人はフットカバーでぴったり、23.5cmの人は素足でぴったり。と、細かくサイズ感を表記する。
③不安があれば、片足だけ事前に配送して、試着が可能という有料サービスを開始
などの対応をしています。
③に関しては現在だーーーれも申し込んでくれませんが、一歩改善したと感じています。
まとめ
自分の興味あることばかり検索していると、世間一般の標準と、自分の標準がだんだんずれてきます。私の場合、ルームシューズのサイズ感にずれが生じました。ベタな格言ですが、失敗のおかげで学べた、っていうやつです。
ハンドメイドのルームシューズが欲しい人は、他にどんなことへの興味を持っているのか、何時に起きてどんな生活をしているのか…もうちょっと想像を膨らませて、お客様の目線で作品を作ることを意識したいと思います。