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本格的な洋裁を始めたい人なら、欲しくなっちゃうのが職業用ミシン。
ひととおりリサーチした方が行き着くところは
あたりに絞られるのではないでしょうか。
そんな方にはミシンのレンタルがおすすめ!
- ユザワヤではJUKIシュプール30DXの工業針&糸通し機能なし版
- ミシンレンタル屋さんではbrotherヌーベル470
のレンタルができます。
でもレンタルって1万円近くかかるんじゃなくて?なんだかもったいないわ。
なるほど。
では私が人柱となり、レンタルしてきましょう♩
私は1995年頃の、ヌーベル300という古い職業用ミシンを使用中。
ちょうど買い替えるか悩んでいたところです。
2台のレンタルミシンと、毎日使ってる古いミシン。
この3台を使って使い心地を比較します。
- シュプール、ヌーベルどっちを買うか迷う毎日
- 新しい職業用ミシンを買うか、今のミシンを修理に出すか悩む毎日
という方は是非読んでください。
シュプール/ヌーベルの共通点
まずは共通点から。
基本操作とサイズ感
糸のかけ方
付属品(補助テーブルなど)の取り付け方法
針より右の空間(ふところ)の広さ
などは、微妙な差はあれ、ほぼ同じ
また上記のbrotherヌーベル470の補助テーブルや足上げレバーは、古いヌーベル300でそのまま使用できました。
強いて言えば
①JUKIシュプールの補助テーブル、○で囲んでる部分、閉める時、大きな音がします。
②JUKIシュプールの方が補助テーブルに奥行きがあります。
縫い目
これはみんな一緒。
表も裏もきれいな縫い目。
※JUKIシュプールの縫い目が斜めっぽく見えるのは、私の糸調節がいまいちだったから。
翌日にはうまくいきました。
シュプール/ヌーベル大きな違い
上糸調節の数字の大きさ
ここの数字が
- JUKIシュプール ②前後
- brotherヌーベル ⑤前後
- 古いヌーベル ⑤前後
で、上糸下糸のバランス良好だと感じました。
だからヌーベルのノリで、つまみをぐりぐりまわしちゃうと、シュプールでは糸調子めちゃくちゃです。
走り方
明らかに違うのは音です。
JUKIシュプール
カシャカシャ…という滑車音がしました。
すり足で忍者が🥷走ってるような進み方。
brotherヌーベル
陸上部員が太ももを高く上げて走る感じ、力強く針が進みます。
ゴーッというモーター音がしました。
古いヌーベル
太ももが上がらなくなったランナーみたいな。
最新のヌーベルと比べると、力強さには欠けますが、一番落ち着いた音でした。
ペダルをベタ踏みすると
足踏みペダルをベタ踏みしたところ
JUKIシュプール
とても安定した走りでした。
一方で、ベタ踏みにしては遅い?という印象も受けました。
brotherヌーベル
ベタ踏みすると、生地が浮くのか、まっすぐに縫いにくい感覚があります。
抑えを強くすると、やや落ちつきました。
古いヌーベル
ベタ踏みのパワー耐えられず、ミシンが震えだしました。
そんな感じなので、普段ベタ踏みはしていません。
動画を見るならこちら
ふつう〜ベタ踏みまで、縫ってる様子を動画でどうぞ。
JUKIシュプール
brotherヌーベル
古いヌーベル
厚物縫い耐性
私の場合、バブーシュを作る時に
フェルト/ウレタン/綿わた…と1cmの厚みを一気縫いする工程があります。
これまで古いヌーベルでなんとか縫えていたのですが、しんどそうで。
バブーシュ厚物縫いを各ミシンにて挑戦。#16針使用。
JUKIシュプール
時々針がうなって止まることあり。
無理したら縫えそうでしたが、借り物なので控えました。
brotherヌーベル
最後まで縫いきりました!
古いヌーベル
今回は試していませんが、普段なんとかいつも縫えております。
結論
何が1番驚いたかって、古いヌーベルの状態の良さです。
毎日使って、適度に油をさしておけば、最新機種に引けを取りません。
良いミシンは20〜30年持つというのは本当なんですね。
ルームシューズを縫うなら、ヌーベルの方が合ってると思います。
エプロンなどの衣服はシュプールの方が縫いやすいです。
ベタ踏みしても怖くないってのが、初心者におすすめ。
レンタル中は、こちらでエプロン一着縫いました。
参考になれば幸いです( ¨̮ )