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前回の失敗①記事では、靴下の重ねばきをしている私の目線でサイズ展開をしたせいで、一部のお客さまから「ルームシューズが大きい」と言われちゃった話でした。第二弾はネットショップ管理での失敗談です。
実店舗が毎日掃除なら、オンライン店舗は毎日点検
これまでに私が勤めた接客系のアルバイト先では、「開店前の掃除」という仕事が毎日ありました。どんなに暇なお店でも、ガラスに指紋、フロアの隅に綿埃など、毎日何かしらの汚れが見つかります。仕事としては大嫌いでしたが、清潔な店舗で人を迎えるのは、当たり前の行為なので、「店長はゴミひとつ拾わんくせに…」とか文句言いながらも掃除をしていました。
オンラインのお店も、実店舗と同じく毎日の掃除が必要だと感じます。別にショップページ自体は汚れませんが、新作を掲載することばかりに気を取られていると、次第にショップの統一感が失われ、ごちゃついてくるので、厳密には掃除というより点検が必要。
毎日点検の理想の形
私はminne掲載用の商品説明テンプレートを、クラウドメモアプリnotionに保管しています。そのテンプレートの一部を上書きして、コピペする形で、minneに新作をUPしています。
テンプレートを何度か使っているうちに、例えば「この部分はレターパックプラスって明記しとこ」と説明文の一部を変更することがあります。
テンプレはその場で更新できても、ショップページは自動更新されないので、過去の作品の商品説明ページは、ひとつずつ手作業で更新しておく方が親切です。
でないと、「色は違えど同じ形のルームシューズなのに、作品ページによって配送に関する説明が違う！」とお客さまが困惑してしまいます。
また、在庫のある作品・売り切れた作品が、ごちゃごちゃに並んでいると、ショップページが散らかって見えます。作品の掲載順を並べ替える作業も必要です。
とはいえ毎日点検などやってない実情
と、きれいごとを並べましたが、実は全然できてません。週に1回、新作を載せる作業で手いっぱいで、ショップページの見直しは、せいぜい月1程度。
全商品一気に、文字の置換ができたら最高ですが、現時点では説明1ページずつ地道に点検するしかないので、億劫で放置気味となっています。
例えば新仕様と旧仕様の表記を忘れると…
過去にやってしまった失敗を例に挙げます。
ルームシューズの内部に使っている、ウレタンのクッション材。より軽くてふかふかな素材を見つけたので、シーズンの途中でクッション材を新仕様に変更をしたのです。
「じゃあ旧仕様のクッションが入った商品はどうしようか。値下げする？」と悩みましたが、外観は変わらないので、売れた時に中身のクッションを抜いて、新しいクッションと差し替えたらいいか…と判断。ショップページでは、何の表記もせず、新仕様と旧仕様を同じように販売していました。
新旧商品が同時に売れてパニックに
するとある日、オンラインで新仕様と旧仕様のルームシューズを1足ずつ購入されたお客さまが現れました。新旧2足を確認してみると、履き心地が微妙に異なるので、旧仕様のクッション材を新仕様に差し替えなくてはなりません。
それなのに、クッション材の在庫を切らしており、家にクッション材がなかったのです！ネットで材料を注文していては時間がかかるので、猛ダッシュで仕入れに行くことに。
「クッション材が手に入ったとしても、寄り道なんぞしている暇はない！すぐに家に帰って、クッション差し替え作業だ！」
「ちょっと待って！そもそもクッション材は在庫があるのか？もしかしたら品切れかもしれない…だとしたら、お客さまにはどのように説明しよう…」
と仕入れの道中は、不安でいっぱい。結局クッション材は無事に手に入り、事なきを得たのですが、ほんとに焦りました。こんなことなら、クッション材のこと、きちんと表記しておけばよかったです。
（現在は全て新仕様のクッション材が入った履き物を販売しています）
まとめ
そんな失敗を経験しても、未だショップページ点検をさぼる私。でもminneの作家活動アドバイザーである和田さんも言ってます。「毎日何かしら更新してね」と。
①商品説明の「素材」「サイズ」「配送」の表記は統一されているか
②在庫あり作品、在庫なし作品は、バランスよく並んでいるか（売り切れ品ばかり並んでても、在庫あり品ばかり並んでいても、購買意欲が下がる）
③ショップのお知らせ枠のテキストは、最新情報になっているか
この3点は常にチェックしておきたいです。どうしても作品作りばかり気にかけてしまいますが、ページの管理も大事な仕事。アクセス解析見るついでに、点検するようにします！
