【4月販売】20,21日は岡山ロハスパークに出店します

ハンドメイドで月10万稼ぐ!を経験してわかった月10万作る大変さ

本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

私は月の売り上げが1~3万円の服飾系ハンドメイド作家です。
「どうやったら売上が月3万を超えるんだろう?」と常日頃感じていました。

先日、売れっ子作家さんのイベント出店に同席させてもらいました。
するとたくさんの方に購入してもらえて、通常のオンライン販売などと合わせて売上が10万円を超えたんです。

それでわかったんですが

10万稼ぎたかったら、10万円分の作品を作る

という、あたり前のことを知ったんです!

ただ、10万円分の作品を作るというのは、おでこにめり込むくらい、はちまきを締める気合いが必要でした。

そんな経験を踏まえて

  • 月1〜3万の売上が続く理由
  • 月10万稼ぐ生活は思ってたのと違う
  • 月10万のおかげで良かったこと
  • これからも月10万を継続したい?

について書いていきます。

ハンドメイドで月3万以下が続く理由

作る量と時間が少ない

先月はエプロン2着売れたから、今月も2着作ろう

ハンドメイド活動に慣れてくると、売れた分を補充するように作品を作ります。

でも考えたらエプロン2着補充したところで10万円の売上にはなりません。
(今持ってる在庫が全て売れたとしても10万には届かず)

じゃあエプロンを10着作れと?
時間もないのに?

そうなんです。
小さいお子さんがいる、別の仕事と掛け持ちしている…などあって、ハンドメイド作家も忙しいです。

が、ここで半ギレしたくなる気持ちを抑えて、無心で作った時、売上が伸びました。

販売方法が1箇所しかない

で、根性で10枚のエプロンができたとしましょう。

これらが全部minneに並んでいたら

こんなにエプロン 余らせて…人気がないのかしら

と思われそう。
販売ルートが1つしかないのは厳しいです。

そこで、たくさん稼いでいる作家さんを調査したところ

  • メルカリBASE などの別オンライン販売
  • イベントに参加
  • 知り合いのオーダーを受ける

など販売ルート(チャネル)が3つくらいありました。

10枚を振り分ける作戦です。
ルートが増えると、客層にも色があり、対応が大変ですが、ここは頑張りどころ。

必要以上に値引きしている

知り合いなどに直接販売する際、minneで引かれる手数料分(約10%)を値引きすことはあるとしても、それ以上の割引を発動していると、だんだん苦しくなります。

友達のA奈は2割引で、友達の友達であるU理は1割引。でもU理と深い関係になったから、次回からU理は2割引。そんなU里がエプロン買ってくれる知人を探してきたはいいけれど、「2割引で買える」と発言したらしい。

過剰な値引きから足を洗いましょう!

値引きアイデア
  • にんにく卵黄形式→新商品は初回限定で値引き
  • 問屋形式→年間○円以上購入で値引き
  • 日雇い形式→3時間仕事を手伝ったら値引き
  • 思い切って値引きやめます宣言

なんてどうでしょう?

その環境に満足している

正直、売上が1万円以上あると
「売れっ子ではないけど売れている」
と満足しちゃいます。
制作時間もほどほどで済むし。
少しお金を稼ぎながら、ていねいに暮らすなら、これで十分幸せです。

もしこれを読んでいる方が売上5〜10万を望むとすると、
自分でお金を稼ぎながら、がむしゃらに暮らす…を一回経験することになります。

というわけで、私が体験したがむしゃらな暮らしをご覧ください。

月10万稼ぐ世界がこんなだったとは…

月10万稼ぐ→10万分作るので忙しい

例えば、私の作品でいうと

売上2〜3万でよければ

  • エプロン2着
  • ルームシューズ3足 作る

のですが、

売上10万円目指すなら

  • エプロン6着
  • ルームシューズ11足 作る

つまり、いつもの3倍働くことが判明しました。

いきなり3倍も働いたら、ご自身や家族のリズムがむちゃくちゃになりますから、とりあえずいつもの2倍モードで働きました。
昼食を抜いたり、夜中まで縫うことが増えたりで体がしんどいです。
その分熟睡はできます。

預金が減って不安になる

それまで月1〜2万円分の生地を購入していましたが、たくさん作る場合、月5万の生地を購入することに。
売上金が手元に入るのはまだ先ですから、資金が底をつきます。

私は年始に10万円を元金として残高を管理していましたが、生地などの購入で、残高が1万円を切ったことも。

寒気がしました

オンラインと対面の板挟みになる

対面販売を重視すると、minneの在庫が減ります。
するとアクセス数も減ります。

開業届を出してからはオンライン専門だったので、minneには思い入れがあります。

minneの在庫を早く元通りに戻したいのですが、販売ルートが複数あると、両方に大切なお客さまがいるので、毎日minne優先というわけにいかず。

頭が混乱します

お金の出入りが激しく手が回らない

  • 生地の購入が増えると接着芯も糸もいる
  • 切れ味の悪いハサミも買い替えたい
  • 今日渡すエプロンお金もらってたっけ?

とにかく入出金が激しくなり、毎日会計アプリを起動させてます。
手書きから移行しといてよかった。

売上が10万円なら、もう手書きの帳簿は無理。
会計アプリ必須です。

手書きでやってた時代もあるので、興味のある方はどうぞ。

人を雇うには微妙な儲かり具合

ここまで読んだら、多くの人はこう思います。

人を雇えばいいんじゃなくて?

たしかに誰かに手伝ってもらいたいのですが、預金がないんで払えるお金が微々すぎる。
手伝ってもらうのも勇気がいります。

だから親族とか捕まえて、玉ねぎやさつまいもの報酬で済ませようとしがち。


…この状況、歴史の教科書で見たことあります。

300年前の家内制手工業

月10万稼いで良かったこと3つ

逆に良いこともあるのでお伝えします。

1番好きなことで稼げる幸せ

好きな作業で10万稼げるってやっぱりすごいですよね。

ものづくりしたら、喜んでもらえる

ハンドメイドを始めた頃の初々しい喜びが、まともな形になった気がします。
成長した自分と、これまでのお客さまへの感謝の気持ちに浸れます。

月10万という言葉が財産になる

月10万以上売れている作家さんは全体の10%と言われています。
まぐれの10万売上だとしても、この経験はかなりの価値あり。

売れるコツなどを説くハンドメイド作家さんは売上10万以上の方が多いです。
2〜3万ごときで書いてる人は私ぐらい。
逆にその図々しさが希少価値かもしれませんが、一回でも10万売れたなら、私もでかい顔してブログが書けます。

仕事用の備品を新調できる

10万売れたら、今まで我慢して使っていた貧乏くさい仕事道具を買い換えよう!
と勢いづくのではないでしょうか。

例えば椅子。


手放す時にそこそこ売れる椅子を買っておくと、
椅子の買い替えがしやすい。

ミシンを買い足すのもおすすめ。


厚手専用と薄手専用の2台持ちにすると、糸調子がぐっと楽になります。
万が一どちらかが故障しても安心です。

おかげで元金の残高がマイナス数万円までになりました。

今後も月10万をキープしたい?

月10万を売り続けるというのは、毎月10万分作り続けるということです。
今後もがむしゃらに働くべきか悩むところ。

筆者
筆者

辻ちゃんだったら、もっと頑張るだろうな…

ドランクドラゴンの鈴木拓さんなら、働かないだろう。

私は迷いながらも、今のところは2倍で働き続けています。

それにしても何回10万って書いたでしょうか。
よっぽど嬉しかったのでしょう…
舞い上がる私をお許しくださいm(_ _)m

胃腸弱めのハンドメイド作家。
ルームシューズやエプロンなどの部屋着をメインに作っています。
売上アップや帳簿のこと、辞めたくなった時など、包み隠さず書いております。

kato_tomocoをフォローする
売上
kato_tomocoをフォローする
entry no.1 kato_tomoco
タイトルとURLをコピーしました