本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
海外旅行中にスーツケースのキャスターが壊れた方はいらっしゃいませんか?
まっすぐ動かないから体力は奪われるし、
買い換えたら高くつくし、
楽しい旅行に来たはずなのに、キャスターごときに振り回されて…
お気持ち、よくわかります。
私はロンドンでスーツケースのキャスターが壊れ、現地のお店で修理に出しました。
その時の様子をまとめましたので、困っている人の参考になれば幸いです。
キャスター破損は定番トラブル
「お母さんのキャスター変じゃない?」
ロンドンのホテルに着いてすぐに息子に言われた言葉。
そういや、動きにくいと思ってたので覗いてみると…
4つのうち、2つがこんなことに。
車輪のゴムがぱっくり割れて具が見えてる。
このままだと帰国時にはゴムが全部なくなり、進まなくなるでしょう。
ネットで調べたところ、キャスターの破損はよくあるみたいです。
キャリーケースを傾けて引っ張ると、2輪ばかり使うんで、負荷が大きかったんですね。
また、購入から10年は経っていたので、劣化もあると思います。
日本で気づいていれば
自分で修理も可能ですけど、旅先ではハサミさえ持ってません。
凡人なりに考えた3つの方法
新しいスーツケースに買い替える
とりあえず1番手っ取り早いのは、新しいスーツケースを買い直す!
ですが、気になる問題が2つ。
- ロンドンの物価って高いんじゃ?
- 古いスーツケースはどうやって捨てる?
例えば無印良品のスーツケース。
日本で購入すれば3万円のところ、ロンドンで購入すると5万円!
また、不要になったスーツケースの行き先ですが、どうもロンドンには大型ゴミの日ってのがないみたい。
自分で廃棄物リサイクルセンターや、リサイクルショップに持ち込むのが一般的な模様。
旅行中に廃棄物リサイクル業者に行けってことでしょうか?
めまいがしてきました。
ホテルのフロントに相談
スーツケース選びや、古いスーツケースの処分方法など、困った時はホテルのフロントに相談すべきです。
とはいえ筆者は英語力がなさすぎて、相談できませんでした。
なんせ初日のチェックインでさえ、英語に苦労して撃沈してるのに、悩み相談て!
もっと英語が話せたら、聞こえたら、こんなに悩まなかっただろうな。
修理に出す
- 日本より割高なスーツケースを海外で購入する?
- 長年使ってきたスーツケースを異国で捨てる?
ドケチ主婦筆者にはどちらも抵抗があります。
そこで、地球にやさしい「キャスター修理」の方向で調べることに。
お店の名前は後で述べますが、ロンドンブリッジの近くに、スーツケースを直せる修理屋さんがあったんです!
海外旅行障害保険に相談
写真に残っていた出国前のスーツケース。
これを見る限り、まだキャスターは割れてません。
これは保険が使えるかもしれない…と思い、修理屋さんに行く前に、クレジットカード付帯の保険会社に電話してみました。
もし外国人が出てきたら無言で切ろうと決めてましたが、日本人が出てきました!
路面の悪さを理由に保険を使えた
基本、空港内の床は滑らかですが、外に出ればガタガタ道もあります。
「路面の悪さのせいでスーツケースが破損した」となれば、携行品にまつわる保険を使えると判明。
ただし、航空券を保険付きのクレジットカードで払ってないといけません。
カードを持ってるだけじゃダメなんですって。
修理代▲3,000円請求できる
ノーブランド、10年以上前購入のスーツケースの場合、買い換えたとしても補償はなし。
その代わり修理であれば、修理代から3,000円差し引いた額を保険屋さんが負担してくれるとのこと!
※高級なスーツケースの場合、補償内容はもっと良くなります。
※スーツケースの購入時期、保険の対象範囲は人それぞれです。
↑私のブログだけで判断せず、保険会社に相談してください。
ロンドンで修理ならバーモンジーのリペアショップ
リペアショップへのアクセス
Tower Bridge Shoe & Luggage Repairs +44 7494 850926 https://maps.app.goo.gl/fv2uHegDR9d2bgGo8?g_st=ic
Googlemapで調べたところ、靴とバッグの修理ができるリペアショップを発見!
スーツケースのキャスターを修理してもらった口コミ多数。
靴の修理屋さんは世の中たくさんありますが、スーツケースも直せるお店は珍しい。
電車とバスを使うので、少し不便ですが、ご安心を。
店舗のあるバーモンジーという地区の治安は良い方です。
スーツケースは数日預けることになるので、空っぽにして持っていきましょう。
価格は55ポンドだが無問題
拙い英語で
My luggage’s casters have broken.
(かばんのキャスターが壊れてしまった)
But I have to leave here 28th.
(28日には出発しなければならない)
と話したら、理解してくれました。
店主はあまりペラペラ話す方ではなく、英語が苦手なこっちとしては助かりました。
料金は、2つのキャスター交換で55ポンド(約9,000円)。
このうち6,000円は戻ってくるわけです。
領収書はemailで発行するため、お店が提示するスマホに自分のメーアルアドレスを入力します。
5分後には領収書が届いていました。
この領収書は必ず保管してください。
2営業日後に取りに行く
〇日の〇時以降に取りに来いという引き換え券をもらい、後日取りに行きました。
キャスターのサイズに違和感なし!
動きもスムーズ!
これで快適に日本に帰れる…
伝わったかどうかはさておき、しっかりお礼を言って帰りました。
この日は別のお客さんも来ており、繁盛してたんで、当日お直しは厳しいと思います。
帰国後落ち着いたら保険金を請求する
帰国後、再度保険会社に電話をして、必要書類を送ってもらいます。
お金をもらうための書類が、多すぎる。
なんとか用意して返送したところ、約1ヶ月後にはお金が振り込まれてました♩
ちなみに。
ロンドンから保険会社への電話代が2,000円かかってました(自己負担)。
電話しなければ保険金ももらえないですし、心細い異国で日本人に助けてもらえたので、妥当な金額でしょう。
まとめ
8回目の海外旅行にして、初めて保険を使いました。
クレジットカードに保険がついてて良かった。
- キャスターは定期的にメンテナンス
- 航空券は海外旅行傷害保険がついてるカードで払う
- 保険の補償内容と連絡先はスマホに保存
- ロンドンでスーツケースの修理ならバーモンジーヘ
トラブルに見舞われた旅行者さんがちょっとでも気楽になりますように。