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イーロンマスクさんは一時期、テスラの工場に何日も寝泊まりしていたらしいですね。
車の生産に問題があった時、すぐに対応するためだそうで。
漫画の世界でもよく見ます。
同僚の仕事を引き受けて夜遅くまで残る真面目女子社員。
見かねたイケメン課長が
「お前のこと、放っておけないんだよ…」
とか言いながら仕事を手伝って、いつの間にか会社にお泊まり⁉みたいな。
会社員への憧れが過ぎる😆
でも、私も似たようなことできないかな?
考えた結果、職場に布団を持ち込んで一週間の寝泊まりを決行しました。
と言っても、私は在宅ハンドメイド作家なので、職場は二階にある作業部屋(ミシン部屋)です。
それってほぼ日常じゃなくて?
いやいや、意外と変化ありましたよ!
小さな環境の変化が脳内に刺激を与え、一時的に仕事がはかどります。
でも凡人なら1週間が限界。
なんで1週間で限界を迎えるのかは…目次をご覧ください。
凡人ハンドメイド作家が作業部屋に寝泊まりして病むまでの記録
最初の3日は楽しい♩
自分の家なんですが「いつもと違う部屋で寝る」というわずかな環境の変化が心を躍らせます。
特に就寝ギリギリまでミシンができるが最大の恩恵。
夜の残業を始める前に、入浴と歯磨きを済ませ、布団も敷いておく。
寝る準備が完璧だと本当に終業3秒で寝れました。
夜の作業は、新作の試作に精を出しました。
試作品は基本、自分の服になるのでわくわく感もアップ。
4日目からデメリットに気づく
浮かれた心が落ち着いたころに気づいたんですが、冷えますね、秋の夜ってのは。
しっかり防寒対策してミシンに向き合わないと、手足が冷え切ってミシンも睡眠もままなりません。
それに加えて深夜の窓ガラスに映る自分の顔!
ただでさえ怖いおばさんのすっぴんです。
その横にもう一人の顔まで映ったら?
と想像すると、窓を見れず、終始うつむいてミシンするはめに。
40過ぎてもおばけが怖い。
明け方の職場にうなされる
夜、試作品を縫って楽しむものの、心の片隅には
「締め切りが近いのに作品ができてない…間に合うのかな」
という不安も。
そんな状態で翌朝、目覚めるじゃないですか。
目を開けた瞬間、締め切り控えた未完成品が目に入るのです。
Todoリストが文字でなく現物で飛び込んでくる恐怖。
これじゃあ凡人の心身の疲れは取れません。
職場から離れて、気持ちを切り替えられる部屋で睡眠を取る。
どんなに大切か痛感しました。
そう思うと、受験勉強している学生さんの部屋なんかも、勉強机/ベッドは区切る方が心身の疲れが取れそうです。
働き方を見直すきっかけになった
ここ数ヶ月、土日返上で、休みなく働いていました。
そこへ職場泊が加わり、一時的にはかどったものの、最終的には心を病みました。
「左右対称になるように仕上げなければ…」
「なんかあそこの部分の完成度が低いような」
「今日失敗したら絶対締め切り間に合わない」
朝から晩まで、不安と緊張。
自分の作品がかわいいって思えなくなり。
最悪だ…と思ってましたが、これがきっかけで気づいたことが2つあります。
①これまでと同じ働き方では回復しない
至急、休暇がいる!
②どれだけ職場に泊まっても元気なら
本当にやりたいことをしている
病むのなら、やるべきことに追われている
仕事内容を見直してみては?
まとめ
今回の経験上、職場泊は3泊までなら仕事がはどります。
その際
をご用意ください。
また、
何日でも寝泊まりできるなら本当に好きな仕事。
今の仕事が、自分に合っているのか疑問に思った時。
寝泊まり実験すると発見があるかもしれません。
例えば増区さんという従業員に、お仕事をお願いしたとします。
「増区さん、明後日までにエプロン縫い上げて、アイロン、撮影採寸原稿、納品書作成までお願いします。それが終わったら翌週販売用のスリッパの接着芯と生地カット始めてください。」と。
増区さんは寝泊まりしてくれるんでしょうか?
実は真面目な増区さん、他の人から頼まれた仕事も抱えていて、見かねた私が
「あなたこと、放っておけない…」
とつぶやいて2人で作業。
いつのまにか夜が明けて、鳥🕊のさえずりで目覚めたら、目の前に増区氏の寝顔が…きゅん♡
な展開になるんでしょうか。
いいや、増区さんなら、こう言うでしょう。
「それって外注でよくないですかぁ?お先に失礼しまーす」
怖い。
妄想なのに、打ちのめされた。
次回は充電休暇を取ったことで「働き方」「休み方」について考え直した話です。